国内初のカジノ国際会議、7月にソウルで開催

カジノ産業の発展や戦略について話し合うカジノ国際会議が来月10日と11日にソウル・ヒルトンホテルで開催される。韓国カジノ観光協会が主催、江原ランドとグランドコリアレジャーが主管する。韓国でカジノ関連の国際会議が開かれるのは今回が初めてだ。
　この会議では、最近増加しているギャンブル中毒の予防や各国のカジノ関連規制、発展現況、社会・経済的な影響などについて意見を話し合う予定だ。また、慶熙大学のイ・チュンギ観光産業研究院長が「韓国のカジノ事業と主要懸案」、ネバダ州立大学のエディントン教授が「アジアでのカジノ規制と挑戦:西洋から学ぶ教訓」をテーマに演説する。

　韓国がカジノ国際会議を誘致したのは、韓国人向けカジノの江原ランドが営業を開始し、外国人にとどまっていたカジノの客層が韓国人まで拡大したため。これまでカジノの国際会議は主にシンガポールとラスベガスで行われてきた。

　国内で来月に「娯楽産業統合監督機関」の発足や「マネーロンダリング（資金洗浄）防止法」の制定を控えていることから、会議に注目が集まっている。


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