韓国と中国は第15回「韓中漁業問題協力会議」をテレビ会議形式で開催した(外交部提供)=17日、ソウル(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
韓国と中国は第15回「韓中漁業問題協力会議」をテレビ会議形式で開催した(外交部提供)=17日、ソウル(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国と中国は17日、第15回「韓中漁業問題協力会議」をテレビ会議形式で開催した。 韓国は東海や黄海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)の海域などで中国漁船が韓国の海域を集団で侵犯して操業するなど、問題が解決していないと指摘し、この問題を防ぐために取り締まりや周知を強化するよう要請した。 中国側は中国漁船の操業秩序が次第に改善されてきたと評価した上で、今後も主な海上の進入路に海洋警察の艦艇を常時配置するほか、取り締まりを強化し、漁業関係者に対する教育や啓蒙(けいもう)などさまざまな措置を積極的に取ると説明した。 また中国漁船を取り締まる過程で人命被害が発生しないよう韓国側に要請する一方、遭難などの緊急事態におかれた中国船舶や船員を韓国側が救助したことに謝意を伝えた。 今回の会議には外交部、海洋水産部、海洋警察庁など両国の関連官庁の関係者が参加した。
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