カン外相はこの日 CNNに出演し、米議会で対北ビラに関することが問題視されているという指摘に「“表現の自由”は非常に重要な人権だが、“絶対的”なものではない」として、先のように語った。
カン外相は「“市民的及び政治的権利に関する国際規約(ICCPR)”によって制限され得る」とし「国民の生命と安全を脅かし、脅威が及ぶ時は(制限され得る)」と強調した。
カン外相は、去る2014年 北朝鮮が対北ビラの風船に向かって高射砲を発射し、韓国軍がこれに応射したことで、軍事的緊張が高まったという事例をあげた。
韓国国会は去る14日 本会議を開き、“南北関係発展に関する法律の一部改正法律案(対北ビラ散布禁止法)”を可決させた。この改正案は、軍事境界線一帯でビラ散布行為など 南北合意書の違反行為をする場合、最大3年の懲役、または3000万ウォン以下の罰金として処罰できるようにする内容を骨子としている。
このことに対して米共和党を中心に、対北ビラ散布禁止法が 韓国憲法とICCPR上の義務を明白に違反しているという指摘が出ている。
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