NHKによると、東京都当局は16日午後3時現在までに都内で報告された新型コロナ感染者数は4万8668人で、前日より678人増えたと発表した。これは一日の新規感染者最多記録だった今月12日の621人を大きく上回るものである。
東京都では、先月から新型コロナの「第3波流行」が本格化した状況。特に先月18日以降は、PCR検査数が減る週末と休日の前後を除いて、ほぼ毎日、一日500人前後の新規感染者が報告されている。
東京都の一日の新規感染者数が600人を超えたのは、今月10日(602人)と12日に続き、今回が三回目だ。
この日新たに報告された感染者を年齢層別にみると、20代が184人で最も多く、△30代(123人)△40代(107人)の順である。新型コロナが重症化しやすい65歳以上の高齢者は94人だった。
こうした中、都内の医療機関で人工呼吸器などを利用して治療を受けている重症患者数は69人で、前日より9人減ったと東京都当局が明らかにした。
東京都の新型コロナウイルスによる死者数は前日まで438人と集計された。
日本全域15日基準、新型コロナウイルス累積感染者数は、今年2月、横浜港に入港していた国際クルーズ船ダイヤモンドプリンセス乗員712人を含めて18万5444人で、死亡者数は2715人(クルーズ船搭乗者13人を含む)である。
NHK集計によると、日本全域で15日、一日2431人の新規感染者と53人の死亡者が新たに報告された。
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