ソウル市立大学総学生会「冬休み中、寮に居住予定の学生のために臨時居住地を用意せよ」=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル市立大学総学生会「冬休み中、寮に居住予定の学生のために臨時居住地を用意せよ」=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル市が、ソウル市立大学の寮を活用して生活治療センターの病床を設けることを決めた中、ソウル市立大学総学生会は、冬休み中に寮の居住を予定している学生のために臨時居住地を用意するよう市に求めた。

ソウル市立大学総学生会は16日、フェイスブック上で声明を出し、「ソウル市は大学の休み中、寮に居住予定の学生に対し、臨時居住地を用意するなどの対策を講じてほしい」と明らかにした。

新型コロナウイルス感染症患者の急増により、ソウル市は病床不足の問題が発生したことを受け、ソウル市立大学の寮を生活治療センターに使用し、520病床を確保すると発表した。

総学生会は「冬休み期間にも500人以上の学生が居住を予定している状況」とし「ソウル市は当該学生に臨時居住地と交通費を保障し、生活に支障がないよう対策を立ててほしい」と要求した。

ソウル市立大学は21日に2学期を終え、寮の退出日は22日正午に予定されている。

また、総学生会は、生活治療センターへの転換で、キャンパス内にコロナ感染の不安感が増幅するものと予想されるとし、接触感染への対応策を設けることを要請した。

総学生会は「多くの学友が利用する中央図書館は寮と非常に近い所に位置している」とし、「ソウル市はキャンパス内で接触感染が発生した場合の対応策を綿密に準備して公示することを要求する」と明らかにした。

総学生会は、寮生活治療センターの活用案をめぐって、必要性には共感するものの、学生世論の収斂を経ていない状況で、通知を受けた点は遺憾だ」と述べた。

総学生会は「在学生たちは学校からの告知なく、メディアを通じて学校の状況が伝わっている」とし「本校は関連会議に総学生会の代表を同席させ、ソウル市と協議した内容を速やかに公示するよう要求する」と明らかにした。

さらに、総学生会はコロナによって保健医療の必要性が浮上しており、ソウル市立大学医学部の設立も推進しなければならないと要求した。

総学生会は「市立大はソウル市が支援する唯一の大学だ」とし「ソウル市病院と政府に協力し、国家的な災難状況で大きな力を発揮できる」と主張した。

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