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韓国 きょうのニュース(12月16日)
◇新規コロナ感染者 過去最多1078人に 韓国の中央防疫対策本部は16日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1078人増え、累計4万5442人になったと発表した。市中感染が1054人、海外からの入国者の感染が24人だった。1日当たりの新規感染者数は13日(1030人)以来3日ぶりに再び1000人を上回り、1月20日に韓国で初めて新型コロナウイルス感染者が確認されて以降の最多を更新した。11月上旬の時点では1日当たり100人程度で推移していたが、中旬から流行の「第3波」が本格化し、感染者はハイペースで増加した。◇ソウル市 コロナ高リスク集団を全員検査へ ソウル市は新型コロナウイルス感染のリスクが高い集団について、全員を対象に検査を行うと発表した。徐正協(ソ・ジョンヒョプ)市長権限代行はオンライン会見で「市民全員を検査する覚悟で、1日1万件前後にとどまっている検査件数を最大3万7000件まで引き上げる」と明らかにした。同市は宅配便業者など物流業や飲食業の従事者、コールセンター、縫製工場など3密(密閉、密集、密接)になる環境で働く人全員に対する検査に着手することを決めた。◇検事総長「停職処分決定は不法で不当」 法的対応へ 尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長は法務部の懲戒委員会が同日議決した自らに対する停職2カ月の懲戒処分は不法かつ不当な決定だとして、法的対応を取る方針を明らかにした。懲戒委員会は秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官が挙げた懲戒請求の六つの理由のうち四つを認め、停職2カ月の処分を決定した。◇来年から兵役の学歴制限廃止 少子化影響か 兵務庁は、来年から兵役における学歴制限を廃止する内容の法改正案を告示すると発表した。これまで兵役は学歴と身体レベルにより決まり、高校中退、中学校卒業や中退者は身体レベルと無関係に補充役とされていた。しかし、今回学歴による制限が廃止され、今後は身体が健康であれば学歴にかかわらず全員が現役兵として入隊する。今回の改正は、少子化の影響で次第に現役志願者が不足しつつある状況を解消するための対策の一環との見方もある。