すでに建設交通部傘下の自動車性能試験研究所が昨年10月から開発と関連した事前調査を行っており、細部の技術開発計画を立てている。
政府は楕円形の運転台、計器盤の操作性向上、電子式パーキングブレーキ、操作スイッチの上段配列、ギアレバーのドライバーへの密着などを実現する計画だ。
政府が高齢者向け自動車の開発に着手したのは、韓国が西欧よりも早く高齢化が進んでいることから、交通弱者である高齢者が安全に運転できる環境を整えることが狙いだ。
2005年に発生した高齢運転者による交通事故は6111件で、2004年の5184件に比べ17.9%増加するなど、高齢者の交通事故の割合は年々増えている。
建設交通部関係者は、2020年に韓国が超高齢社会に入ることから、自動車市場の20%程度が高齢者になると予測し、急速な高齢化社会で国民の安全な運転のため高齢者向け自動車の開発を進めると説明している。
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