韓国　米中日などと政府間協議＝ 防疫・保健協力体構想議論

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は１６日、 前日の「２０２０北東アジア平和協力政府間協議会」で域内の防疫・保健協力体構想などについて協議したと発表した。　協議会はテレビ会議形式で開かれ、韓国、米国、中国、日本、ロシア、モンゴルの６カ国が参加した。 同部の金健（キム・ゴン）次官補は開会のあいさつで「新型コロナウイルスによる環境変化に対応するため北東アジア諸国間の協力の必要性がいつになく高まっている」と述べた。　会議では「北東アジア防疫・保健協力体構想」など新型コロナウイルス流行後の北東アジア地域の多国間協力強化について議論した。同構想は９月に文在寅（ムン・ジェイン）大統領が国連総会の一般討論演説で提案した。北朝鮮も含めた防疫協力の枠組みとして拡大することを目指す。韓国側は構想について詳しく紹介。各国の出席者は協力拡大の必要性に共感を示し、議論を続けていくことで一致した。