英国の日刊紙“ガーディアン”はこの日、韓国が「防疫先進国」という評価を受けてきたが、最近 ウイルスの拡散におびえているとして、先のように報道した。
新型コロナパンデミックの初期、韓国は攻撃的な早期検査、接触者の追跡、マスク着用などの効果的な対策により、「封鎖」措置なしでも防疫に成功したという評価を受けてきた。
しかし 2次流行後の去る10月、韓国政府は防疫措置のレベルを緩和したことが、最近の拡散にまでつながっている。ガーディアンは、韓国カチョン(嘉泉)大学 キル(吉)病院 感染内科のオム・ジュンシク教授が「10月の防疫措置の緩和が、現在の爆発的な拡散を招いた」と語ったと伝えた。
現在 韓国では、新型コロナの感染者数が急増している。去る13日には1030人へと増加し、その後800人以下と減少したが、再び1078人へと増加した。保健当局は、この勢いでは 一日に1200件の患者が発生する可能性があると警告している。
韓国政府は、患者の増加により 防疫レベルを最高段階である3段階へと引き上げる可能性があると、ガーディアンは伝えた。韓国政府は、3段階へと引き上げることで生じる 経済的打撃が大きいことを考慮して、決定には慎重な立場をとっている。
一方 新型コロナへの対応により国際的な賛辞を受けていたムン・ジェイン(文在寅)大統領の国内支持率も この影響を受け、就任以降の最低値を記録したと、ガーディアンは伝えた。
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