NYTによると、中国共産党は 中国が新型コロナを早期に克服したことで、西欧の国々を追い抜いたとして、自国の優位性を鼓舞する方法で 体制の宣伝はもちろん、民族主義を刺激している。
中国共産党は、現在 自国製のワクチンを100万人以上に接種し、中国経済が再び生き返ったという点を強調しながら、新型コロナに勝利を収めたと、大々的に宣伝している。
これは 中国人たちに、中国の体制が西欧の民主主義国家たちと比べて優れているということを植え付けるための宣伝扇動である。
このことにより 中国人たちの間では、新型コロナで西欧の国々は取り返しのつかない衰退期に入り、中国はむしろ飛躍しているという認識が拡がっている。
ある中国の事業家はNYTとのインタビューで、新型コロナへの対応に関して「西欧の対応は、期待を完全に抜け出して、私の考えを変えてしまった」とし「もう これ以上 米国のシステムが優れているとは思わない」と語った。
しかし 批評家たちは、このような民族主義と慢心により 中国が自分たちを過大評価し、米国を過小評価する危険があるとみている。
ある中国の歴史学者は「このような中国の過度な民族主義は、米国人たちに中国が好戦的だというイメージを植え付ける可能性がある」と警告したと、NYTは伝えた。
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