15日、中央防疫対策本部によると、今年10月1日から12月10日までの国内のコロナ感染者の感染経路を分析した結果、集団感染が46.3%と最も大きな割合を占めた。その中で「家族・知人の集まりを通じた感染(21.8%)」が最も多いことが分かった。釜山でもここ一週間の家族間の感染事例が67件にも達した。
専門家らは、家族間の感染を遮断することは不可能だと言う。迅速に抗原検査を導入して感染者を早期発見するか、または家族の間にも「物理的に距離を確保すること」が必要だと強調した。
高麗大学九老病院感染内科のキム教授は「社会的距離の確保を『人間の物理的距離の確保』に置き換える必要がある。社会的距離としているため、人々が『外でだけ距離を確保すればいい、家では安心していい』と思っている」とし、 「家族同士でも互いに注意して、なるべく食事の時間も別にしなければならない」と強調した。
ジョン・ウンギョン疾病管理庁中央防疫対策本部長は14日午後の定例ブリーフィングで、「家族・知人の集まりをなるべくキャンセルし、どうしても参加しなければならない場合には、必ずマスクを着用し時間も最小限に抑えなければならない」と述べた。
続いて「換気を行い、症状が出た場合には、家の中でもマスク着用を」とし「特に同居家族の中で、60歳以上の高齢者がいる場合、部外者の訪問を控えるなど特別な注意と管理が必要だ」と重ねて強調した。
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