新型コロナウイルスの検査所で、検体を採取する医療関係者=14日、ソウル(聯合ニュース)
新型コロナウイルスの検査所で、検体を採取する医療関係者=14日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍の医療従事者や陸軍特殊部隊・特殊戦司令部の幹部が14日から、首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)の新型コロナウイルス対応現場に本格的に投入される。

 陸軍によると、特殊戦司令部の幹部379人はこの日から首都圏の保健所78か所に派遣され、疫学調査の情報入力・管理、検体移送などの行政業務をサポートする。派遣期間は約2か月の予定だ。

 また、国防部は同日から、軍の医官56人など医療従事者74人を首都圏に設けられた新型コロナの臨時検査所に派遣する。16日には地域部隊の将兵ら486人を行政業務のサポートのため追加で派遣する計画だ。

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は7日、首都圏で新型コロナの感染が急拡大していることを受け、公務員や軍、警察関係者らを疫学調査に投入するため準備を進めるよう指示していた。


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