韓米FTA追加交渉はじっくり進める、韓国代表

韓米自由貿易協定（FTA）交渉の金宗フン（キム・ジョンフン）韓国首席代表は22日、米国が韓米FTAの修正を求め追加交渉を提案していることについて、「落ち着いて時間をかけて見るのが良いとの立場を、米国にはっきりと示した」と述べた。韓米FTA追加交渉に関する2日間の協議を終えた後、記者会見で述べたもの。米国は30日に調印するFTA協定文に追加交渉の内容を反映させようとしているが、労働保護と環境保護のレベルをもう少し綿密に見るべきとの考えを示した。
　調印式前に両国の協議を完結させることが技術的に可能かを問われると、「30日の調印式は予定通り行う」と述べ、調印と追加交渉は別であることを明確にした。また、30日を過ぎ米政府の貿易促進権限（TPA）が切れ、米議会が交渉に関与することで自動車などその他の議題が提起される可能性があることに対しては、すでに合意した部分を再度取り上げることがあってはならないと強く述べた。

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