再び北朝鮮のチャンネルを削除したYouTube…「鬼ごっこ」続くか(画像提供:wowkorea)
再び北朝鮮のチャンネルを削除したYouTube…「鬼ごっこ」続くか(画像提供:wowkorea)
北朝鮮の宣伝用YouTubeアカウント「エコー・オブ・トゥルース(Echo Of Truth)」が削除措置を受けた。5万人に近いチャンネル登録者を保有していたそのアカウントは、若い女性の「ウナ」の平壌探訪記など、自然な宣伝映像を制作して注目されてきた。

14日、YouTubeによると、過去のエコー・オブ・トゥルースの動画は「この動画に関連付けられたYouTubeアカウントが解約されて動画を見ることができません」というフレーズが表示され、すべて削除された状態だ。米国の北朝鮮専門メディアNKニュースによると、11日には該当アカウントに「YouTubeサービス規約違反によりアカウントが解約されました」という解約理由が表記されていたという。

YouTubeの北朝鮮アカウント閉鎖措置は今回が初めてではない。今年1月、YouTubeは、北朝鮮の対外宣伝メディア「朝鮮の今日」と「わが民族同士」というYouTubeアカウントを閉鎖した。北朝鮮官営メディアのニュースを主に扱っていた「赤い星TV」は、今年に入って5回の削除措置を受けた。

一部では、これらのアカウント閉鎖措置が対北朝鮮制裁と第三者申告等により行われるものと見られているが、正確な理由は確認されていない。

今年1月、YouTubeの広報担当者は、北朝鮮のチャネルの閉鎖に関する具体的な理由を明らかにしないまま、「サービス利用規約やコミュニティガイドラインに違反しているアカウントは無効にする」と説明した。これに対し赤い星TV側は「韓国警察の閉鎖要請をGoogleが受け入れた」と非難声明を掲載した。

削除措置を受けた彼らは、削除後、同じか類似した名前のチャンネルを再度開設することで、YouTube側の閉鎖措置に対抗している。開設-閉鎖-開設の「鬼ごっこ」が続くだろう。

今月6日まで北朝鮮関連映像をアップし、活発な活動を続けてきたエコー・オブ・トゥルースも同様だ。アカウントがいつ停止されたのかを正確には確認できないが、同じ名前の新しいアカウントが開設され、10日から映像アップロードを再開している。
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