12日(現地時間)、アラブニュースなどによると、サウジアラビアの公衆保健部次官は「ワクチンの最初の供給分が数日以内に国内に到着する予定」と明らかにした。
サウジアラビア政府は10日、ファイザーとバイオエンテックが共同開発したコロナワクチンの緊急使用を承認した。
ワクチンが到着すれば、サウジアラビア食品医薬局(SFDA)を通じて品質検査を実施した後、各地域に配布するという計画。
政府はまた、ワクチンの段階的接種計画も用意した。来年3月までは第1段階で65歳以上の高齢者と医療従事者、肥満患者、自己免疫疾患者、慢性疾患者などがワクチン接種の対象になる。
保健部は「来年9月からはすべての国民が指定医療センターでワクチンを無料で接種できるようになる」と説明した。
ただしワクチン接種を「義務化しない計画」と説明した。ワクチン接種を無料で施行するが、これを受けるかどうかは全面的に当事者本人の選択に任せるということだ。
サウジアラビア製薬会社サウジバックス関係者は「ワクチンは誰もが必ず接種しなければならないわけではない」とし「ファイザー・バイオエンテックのワクチンが安全だということに疑いの余地はないが、我々は人々がその副作用などを心配することを認めなければならない」と述べた。
12日現在、サウジアラビアでの累積感染者数は35万9749人で、この1日間で166人増え、死亡者数は13人増加した6036人となっている。
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