スティーブン・ハンFDA局長は11日(現地時間)、ツイッターで「諮問委員会が緊急承認勧告をしたことで、ファイザーワクチンの緊急承認を最大限早くするために努力している」と明らかにした。
また「患者と医療陣が情報に基づいた決定を下し、ワクチンを安全に投与するのに必要な情報を確保できるよう、必要な文書を速やかにまとめている」と付け加えた。
これに先立ち、ホワイトハウスはハンFDA局長に対し、11日(現地時間)にファイザーのコロナワクチンの緊急使用を承認しなければ辞表を提出するよう圧力をかけたという。
米メディアはメドウズ補佐官が今月1日、ハン長官をホワイトハウスに呼び「ワクチン承認業務を怠った」と叱咤したと報道した。
この報道は、トランプ大統領がこの日、ツイッターでFDAが「大きくて老いた遅いカメ」と表現し、速やかにファイザーワクチンを承認するよう強く迫った中で出たものだという。
トランプ大統領は「ハン局長はいたずらをやめて命を救え」とコメントした。
FDAの緊急使用承認決定が下されれば、ワクチンを配布することができる。 さらに、米国疾病予防統制センター(CDC)諮問委員会がワクチン接種を勧告し、最終決定を下せば接種が始まる。
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