科学技術部は22日、原子力に対する国民の理解を促すため、来月から2か月ごとに全国計7都市を回り、原子力界の懸案を話し合うフォーラムを開催することを明らかにした。

「原子力リレーフォーラム」は7月から2か月ごとに第1火曜日に開かれる。原子力関連機関や団体、専門家グループなどが集まりさまざまなアイデアを出し合いながら、原子力界の懸案と解決策を模索する計画だ。

フォーラムは市民も交えた参加型交流行事として進行される。主管機関が原子力政策と研究開発の成果などを国民に知らせ、原子力が「未来韓国」実現の原動力になるよう、参加者らとともに実践策を模索することが目的だと、科学技術部は説明している。

フォーラムの初回は7月3日にソウルで韓国原子力医学院の主管で開かれる。放射線医学に関するテーマ発表や、がん治療をめぐる討論などを予定する。その後は大田、全州、光州、釜山、大邱、春川の順で開催される。

科学技術部は一般国民と専門家グループを対象に需要調査を実施し、原子力研究開発の推進成果を広報する一方、新たな分野の原子力研究開発の推進などについて説明する。公開討論の機会も設ける計画だ。

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