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韓国 きょうのニュース(12月9日)
◇次期大統領選候補の支持率 尹検事総長が25%超で首位 韓国の世論調査会社、リアルメーターが9日に発表した次期大統領選挙(2022年)への出馬が予想される人物の支持率調査で、尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長が25.8%で首位となった。尹氏の支持率が25%を上回るのは初めて。与党「共に民主党」代表の李洛淵(イ・ナギョン)前首相と同党所属の李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事はいずれも20.2%だった。◇日本製鉄の韓国内資産 売却命令審問書の公示送達が効力発生 韓国の強制徴用被害者への賠償を命じられた新日鉄住金(現日本製鉄)が韓国国内に保有する資産の売却命令について、審問書の公示送達の効力が9日午前0時に発生した。公示送達は書類が相手側に届いたと見なすもので、韓国の大邱地裁によると、効力発生を受けて裁判所は同資産の売却命令執行の手続きに入ることができる。ただ、売却命令に伴う審理も進めることになるため、実際に賠償されるまでには時間を要する見通しだ。◇韓国外相発言を非難の金与正氏 対韓業務統括の地位再確認 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長は、北朝鮮の新型コロナウイルスへの対応を巡る康京和(カン・ギョンファ)韓国外交部長官の発言を「妄言」と非難する談話を発表したことで、自身が対韓国業務を統括する役割を担っていることを改めて示した。与正氏は2018年の平昌冬季五輪を機に韓国関連の業務に関与し始め、昨年末に朝鮮労働党の会議で第1副部長の地位に就いてからは、対韓業務全般にわたって総括指揮してきた。こうした地位と役割は、金正恩体制が続けば続くほど上昇するとみられる。◇釜山市長補選 最大野党前議員が支持率1位 リアルメーターが発表した、来年4月に行われる釜山市長補選への立候補が予想される12人の支持率調査の結果、最大野党「国民の力」所属の朴亨ジュン(パク・ヒョンジュン)元国会議員が18.6%で1位だった。以下、同党所属の李彦周(イ・オンジュ)前国会議員が13.6%、与党「共に民主党」の金栄春(キム・ヨンチュン)国会事務総長が12.3%の順だった。調査はオーマイニュースの依頼で6、7両日に釜山に住む満18歳以上の808人を対象に行われた。