電子商取引(EC)大手イーベイコリアが運営するネット通販サイト「Gマーケット」によると、9月から12月6日まで、カラオケ用マイクの販売数は前年同期比66%急増した。中でもスマートフォンの伴奏アプリと連動するブルートゥース機能付き商品の人気が高い。
カラオケ店の雰囲気を味わえるミラーボールなどの特殊照明は12%、カラオケの歌本は81%、それぞれ増加した。
ゲームソフトの販売は17%伸びた。高性能グラフィックスを搭載したゲーム向けノートパソコンが16%増、長時間座ったままでも疲れにくい椅子が11%増と、ネットカフェにいるような感覚でオンラインゲームを楽しめる商品の売れ行きも好調だ。家族や友人と一緒に遊べるボードゲームもよく売れている。
新型コロナ感染の急拡大を受け、8日から首都圏の防疫対策レベルは5段階のうち上から2番目の第2.5段階に引き上げられた。Gマーケットの関係者は「カラオケ店は休業となり、ネットカフェは営業時間が短縮された。関連商品の需要はさらに増えるだろう」と話した。
自宅で過ごす時間が増えた中、趣味を楽しむための道具・材料の販売も伸びた。ネット通販サイト「11番街」では9月から12月7日までに、クロスステッチ関連商品の販売量が前年同期比147%急増した。手芸だけでなく、工芸や絵画用品、楽器などの販売が一斉に急増した。
11番街の関係者は「コロナ下で、消費者はゆったりと余暇を過ごして癒しを感じることができる商品を求めている」と分析した。
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