韓国ソウル市は、消費者市民の会とともに、8〜9月に5つの地域別に加盟店の数が多い上位ブランドを選定し、黒糖飲料8ブランド40製品と、ダルゴナ飲料7ブランド35製品の計75件を収集して糖類含有量を検査した結果を9日公開した。
黒糖・ダルゴナ飲料はコロナの長期化で家にいる時間が増える中、SNSを中心にストレス解消と家での遊びとして人気を集めた。
調査の結果、黒糖ドリンクは角砂糖(3g)約12個、ダルゴナ飲料は角砂糖11個分の糖分があることが分かった。
特にダルゴナ飲料の1杯当りの糖類含有量(32.5g)は、アイスカフェラテ(7.2g)より4.5倍、アイスバニララテ(25g)より1.3倍高いことが分かった。
ダルゴナ飲料はコーヒー飲料に砂糖を主材料としたダルゴナをトッピングし、シロップなどを添加して糖類の含有量が高くなる。
ソウル市は、消費者の知る権利のために当量をメニュー板などに表示するようにして、カップサイズも多様化し、消費者が糖分が少ない飲料を選択できるようにメーカーに協力を要請する予定だ。
パク・ユミソウル市民の健康局長は、「糖類を過剰摂取すると肥満、高血圧が発生する可能性が高くなる」とし「黒糖・ダルゴナ飲料は糖を主材料とする飲料で、製造過程で糖類調節が難しく、消費者の注意が必要だ」と述べた。
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