尹昊重委員長が8日、ソウル市ヨイド(汝矣島)の国会で開かれた法制司法委員会全体会議で商法一部改正法案を成立させようとする動きに、チュ・ホヨン(朱豪英)院内代表をはじめ、国民の力議員たちが抗議している(画像提供:wowkorea)
尹昊重委員長が8日、ソウル市ヨイド(汝矣島)の国会で開かれた法制司法委員会全体会議で商法一部改正法案を成立させようとする動きに、チュ・ホヨン(朱豪英)院内代表をはじめ、国民の力議員たちが抗議している(画像提供:wowkorea)
ユン・ホジュン(尹昊重)国会法制司法委員長は8日、与党単独で争点法案が国会法制司法委員会(法司委)で処理されたことに対し野党から‘議会独裁’という批判が出ると、「少数党が自分たちの思いどおりに国会が運営されていないからといって、独裁と規定し始めることは、議会制度そのものを否定することだ」と批判した。

尹委員長はこの日、法司委全体会議を終え、記者団に対し「議会内では多数決があるだけで、独裁はあり得ない」とし、このように明らかにした。

さらに「議会独裁ということはありえない」とし「議会は300人の対等な権利を持った議員で構成された機関」と強調した。

これに先立ち、尹委員長は商法改正案に対する全体会議法案審査報告中、国民の力側が「独裁で栄えた者は独裁で滅びる」などの掛け声を叫んで抗議すると、「これまで独裁の蜜を吸ってきて、今になって相手政党を独裁に追い込もうとするそうした行動こそ本当に独善的な行動だ」と叱咤した。

尹委員長は国民の力議員らが法案反対デモを行ったことに対し「多数の威力で掛け声を叫んだり、大声を上げたり、こうしたすべてが事実上、国会の正常な運営を妨害すること」とし「(国民の力が)過剰行動をしていることに早く気付き、また戻ってくることを望む」と述べた。

また、尹委員長はこの日、法司委全体会議で高位公職者犯罪捜査処(公捜処)法と商法改正案など、重点法案が処理されたことに対し「これまで韓国国会が必ずしなければならないことだった」とし「21代国会で与党の安定的、多数の議席を国民がくださったおかげでこうした法案が処理できた」と述べた。

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