抗体治療剤臨床患者の募集完了「今月末に第2相の結果」=韓国(画像提供:wowkorea)
抗体治療剤臨床患者の募集完了「今月末に第2相の結果」=韓国(画像提供:wowkorea)
政府が海外開発新型コロナウイルス感染症ワクチン4400万人分を確保するとした中で、国内独自の治療剤とワクチンの開発も加速され、新型コロナ終息に一歩近づいた。治療剤の中ではセルトリオンが開発する抗体治療剤の臨床第2相の結果が今月中に出てくる予定で、国内企業の中で開発進度が最も速い。

クォン・チュンウク中央防疫対策本部第2副本部長は8日、新型コロナ国内発生状況の会見で、「新型コロナ抗体治療剤と関連して臨床第2相の患者327人の募集が終了し、12月末に結果が出る予定だ」と明らかにした。

セルトリオンの抗体治療剤は、先月25日、軽症患者327人の投薬が完了した。 12月末頃分析結果が出る予定で、合格点となれば条件付き許可申請が行われる見通しだ。

GC緑十字が開発した血漿治療剤の臨床第2相も12の医療機関で新型コロナ患者28人が登録した。治療剤の生産に必要な血漿は4088人が供与した。ワクチンは、DNAワクチン2種と合成抗原ワクチン1種が臨床承認を受けて、現在進行中もしくはすぐに開始する予定である。

クォン・チュンウク副本部長は、「今年、来年まで進行するコロナ治療とワクチン臨床試験などへ積極的な参加とご協力をお願いを申し上げる」とし「患者募集の問題を克服するための様々な方案を用意している」と述べた。
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