新型コロナウイルス検査を行う専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルス検査を行う専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)
◇きょうから防疫レベル引き上げ 首都圏は「部分的ロックダウン」 韓国で新型コロナウイルス流行の「第3波」が拡大していることを受け、8日から首都圏のソウル市、京畿道、仁川市で防疫対策「社会的距離の確保」のレベルが第2.5段階に、首都圏以外の地域で第2段階にそれぞれ引き上げられた。5段階あるレベルのうち第2.5段階は上から2番目、第2段階は上から3番目で、28日までの3週間維持される。感染拡大に歯止めがかからない場合は期間が延長されるかレベルがさらに引き上げられる可能性もある。◇コロナ新規感染者594人 防疫当局「最も大きな危機」  新型コロナウイルスの感染が首都圏を越え、全国に拡大している。1日当たりの新規感染者数は先月初旬まで100人前後で推移していたが、中旬から増え続け、今月に入ると600人を超えた。中央防疫対策本部は8日、新型コロナウイルスの感染者を新たに594人確認したと発表した。防疫当局は「総体的な危機局面で、首都圏はすでに戦時状況」「新型コロナウイルスが国内に流入して以来、最も大きな危機」などと警告している。◇文大統領が検察改革を再度強調 検事総長の懲戒委開催へ 秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官と尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長の対立を巡り、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は7日、検察改革を貫く考えを示し、法務部は尹氏の処分を審議する懲戒委員会の日程を決めた。尹氏側が懲戒委員会を控え、手続き上の正当性や防御権の保障などを問題視している中、文大統領が法にのっとって行うよう再度強調し、10日の懲戒委の開催を後押しした格好となった。
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