在韓外国人が韓国のインターネット水準を高く評価し、韓国でのネット利用に満足しているとの調査結果が出た。

 韓国インターネット振興院がネット利用経験がある在韓外国人1400人を対象に、4月1日から1か月間にわたり面接調査を行った結果によるもの。日常生活全般でのネット活用度と、ネット利用者の積極性・参加度などで、韓国のネット水準は高く評価された。情報化水準では韓国を7.9点と評価し、韓国以外の国の6.9点より高い評価を与えた。

 特に回答者の47.4%は、韓国に来てからネット利用がより便利になったと答えている。回線速度や設置、接続の安定性などの満足度で7.9点となり、韓国以外の6.7点を上回る評価を得た。

 来韓後のネット利用頻度が1日1回以上の人は85.7%で、韓国以外で1日1回以上とした74.9%を上回る利用率となった。また使用時間も韓国では週18.9時間と、韓国以外での14.4時間より長かった。

 韓国のウェブサイト利用の目的は情報検索が34.8%で最も多く、次いで電子メールが25.5%だった。ネット利用者の80%が、少なくとも週に1回以上、週平均で6.4時間は韓国のウェブサイトを利用していた。

 ただ、外国語サービスの提供(49.7%)や、実名認証方法の多様化(40.7%)などでは改善が必要との声が多く、過去1年間に韓国のサイト利用経験がある人の3分の1程度は住民登録番号や外国人登録番号がなかったり、実名認証ができず会員加入ができなかった経験があった。

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