6連勝でACL8強進出の蔚山キム・ドフン監督 「どの選手がピッチに立っても頼もしい」

2020年KリーグとFAカップでは準優勝に終わるなど、韓国国内での大会では「2%足りないプレー」をみせたKリーグ蔚山現代が、アジアの舞台では完ぺきにちかい姿をみせている。

キム・ドフン の最新ニュースまとめ

　カタール・ドーハで開催中の「2020アジアサッカー連盟（AFC）チャンピオンズリーグ」で蔚山現代は6連勝を記録し、ベスト8に進出した。

　蔚山現代は6日（日本時間）、ドーハでおこなわれたメルボルン・ビクトリー（オーストラリア）との「2020 ACL」16強戦でビヨルン・ジョンソンがマルチゴールを決め、3-0で完勝した。

　試合後、キム・ドフン監督は「選手たちには『お疲れさま、よくやった、ありがとう』と声をかけたい。無失点も良かったし、主導権を渡さずに90分間我々の試合をすることができた」と述べた。

　また「どの選手がピッチに立っても役割を十分に担えるため、良い結果で大会を終えることできると考えている」と自信をみせ、「戦力や戦術は準備できている。多くのことを注文するよりも、いくつか（のこと）を選手と一緒に悩み考えている。Kリーグ（の試合）を通して感じたことをフィールドによく溶け込ませるように努力しているからこそ、結果が出ている。ACLは正規リーグとは違う運用が必要だと理解しているため、これを活用し、引き続き善戦していくことが重要だ」と明かした。