政府は今日の午後3時、チョン・セギュン(丁世均)国務総理の主宰で、ソウル市庁において「コロナ対応中央災難安全対策本部(中対本)」会議が行われ、首都圏の社会的距離確保を2.5段階に格上げするかどうかを議論する。
1日から施行中の社会的距離確保‘2段階プラス(+)アルファ(α)’が7日午前0時(6日夜12時)に終了するだけに、最近の流行状況を反映した後続措置が必要となるためだ。
政府内では、最近深刻化している首都圏での拡散傾向を勘案して、首都圏は2.5段階格上げを有力に検討しているとのことだ。
6日午前0時基準の国内コロナの新規感染者は631人で、前日(583人)より48人増加し、2日ぶりに再び600人台を記録した。
地域発生が599人、海外流入が32人で、地域発生感染者は前日(559人)より40人増えた。1日当たりの感染診断者631人は‘3次大流行’以後、最多になる。特に、ソウル254人、キョンギド(京畿道)184人、インチョン(仁川)42人など、首都圏地域の発生だけで480人に達する。
丁国務総理は4日、中対本会議で「社会的距離確保を2段階に高めて10日が過ぎたが、いまだに感染拡散は収まっていない」とし「週末まで状況を見ながら、追加的な防疫措置可否を決定する」と話していた。政府ソウル庁舎ではなく、ソウル市庁で中対本会議が開かれるのも、首都圏の深刻な感染状況を考慮したものだ。
ソウル市は前日から夜9時以降、映画館やインターネットカフェなど、日常施設の運営を中断するなど、事実上の社会的距離確保2.5段階を適用したが、政府は京畿道や仁川などへと拡散する可能性を遮断するため、首都圏の一括的な社会的距離確保段階の格上げを検討している。
特に12月3日の大学修学能力試験以降、12月1~2週目には首都圏の主要大学で面接・論述試験などの入試評価が行われる予定だ。大学入試の随時面接・論述試験に臨む受験生だけで60万人ほどに達し、感染拡散が懸念される。
社会的距離確保2.5段階では遊興施設5種など重点管理施設での集合禁止はもちろん、インターネットカフェ、塾、映画館など、一般管理施設14種もほとんどが夜9時以後運営を中断することになる。
一般管理施設14種には、△インターネットカフェ、△結婚式場、△葬儀場、△学習塾、△職業訓練機関、△大衆浴場、△公演場、△映画館、△遊園地・ウォーターパーク、△ゲームセンター・マルチルームなど、△室内体育施設、△理髪・美容業、△商店・マート・デパート、△自習室・スタディカフェなどが該当する。
結婚式場と葬儀場は50人未満に人数が制限される。スポーツ観戦は‘無観衆競技’へと転換される。宗教行事は、非対面を原則とし、出席人数を20人以内に制限する。
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