2019年の第34回 鉄道国際協力機構(OSJD)社長団会議の様子(画像提供:wowkorea)
2019年の第34回 鉄道国際協力機構(OSJD)社長団会議の様子(画像提供:wowkorea)
韓国の国土交通部(国土交通省に相当)は4日、来年の6月15日から18日まで開かれる「第49回 鉄道国際協力機構(OSJD)閣僚級会議」を韓国に誘致したと、今日(5日)伝えた。

OSJDは、東北アジアから東ヨーロッパまでをつなぐユーラシア鉄道の国際標準を樹立し司る国際機構として1956年に創設され、現在 シベリア横断鉄道(TSR)、中国横断鉄道(TCR)モンゴル横断鉄道(TMGR)などユーラシアの横断鉄道の通っている29の国家が参加している。

韓国は ユーラシア鉄道網との連結基盤を築くために、2015年からOSJDへの加入を推進し、2018年6月にキルギスタンで開催されたOSJD閣僚級会議で、加盟国の満場一致により29番目の正式な加盟国となった。

OSJD閣僚級会議は、毎年 全加盟国の鉄道関連政府機関の閣僚級が参加し、OSJDの活動結果を報告し、今後のユーラシア鉄道政策の方向と加盟国間の協力事項を話し合う、OSJDの最高議決機関である。

来年のOSJD閣僚級会議は、この間 新型コロナウイルス感染症パンデミックなどの影響で開催場所が決定されていなかったが、今回のOSJD全権代表会議でOSJD委員会および加盟国の支持を受け、韓国が来年の閣僚級会議の開催国に決定された。

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