日中韓首脳会議年内開催中止「決定していない」=韓国(画像提供:wowkorea)
日中韓首脳会議年内開催中止「決定していない」=韓国(画像提供:wowkorea)
大統領府は3日、新型コロナウイルス感染などで韓・中・日3カ国首脳会議年内開催が延期されたという外信報道に関連し「決定したことがない」と述べた。

カン・ミンソク大統領府報道官はこの日、報道記者に公知を通じて「韓中日首脳会議と関連して、決定したことではないことをお知らせしたい」と伝えた。

今年韓中日首脳会議の議長国は韓国である。これまで政府は、年内開催を推進してきた。

これと関連し、ムン・ジェイン(文在寅)大統領は先月26日、王毅中国国務委員兼外交部長と大統領府で会談した席で、「新型コロナの危機と流動的な地域・国際情勢の中で、日中韓の3カ国間の協力がこれまで以上に重要である」とし「韓国政府は、第9回韓中日首脳会議の議長国としてサミットの早急な開催のために一緒に努力していくことを希望する」と話した。

これに王毅国務委員は、「韓国が議長国である首脳会議の開催を支持する」とし、「中国の2022年北京オリンピック開催を支持してくれてありがとう」と答えることもした。

日本のメディアでは、韓・中・日の首脳会議年内開催が保留されたと伝えた。

日本経済新聞(日経)新聞はこの日、日本植民地時代に元徴用工問題をめぐる日韓対立が続いており、また新型コロナの影響で、対面で集まる環境が整わず、3カ国が年内首脳会談の開催を猶予したと報道した。

日経は「現状は韓国側から具体的な日程や議題提示はなく、日本政府高官は“年内開催はすでに無理”と述べている」とし「菅首相は年内海外訪問を保留する方向」と伝えた。

日経はまた、「韓国は年初以降、なるべく早いうちに実現するという目標」とし「米国政権交代で、朝鮮半島情勢が不透明になった状況で、3カ国首脳会談は、外交の成果を強調する機会だ」と付け加えた。
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