南北協力基金は、朝鮮半島の生命・安全共同体基盤の造成に重点を置いて編成され、ことしより3.3%増額された1兆2456億ウォン(約1000億円)に確定した。
統一部は3日、「2021年統一部予算・基金重要内容」を通して来年度の統一部予算最終規模は総支出基準で△一般会計2294億ウォン △南北協力基金1兆2456億ウォンで国会を通過したと発表。総支出には人件費と基本警備、基金運営費などが全て含まれている。
また、一般会計予算の特徴として、4次産業革命時代・次世代知能型政府に符号する「北朝鮮情報AI・ビッグデータ分析システム」構築予算(104億ウォン)が新たに反映された。
該当事業は、統一・北朝鮮情報を体系的にビッグデータ化し、AI革新分析モデルを開発。北朝鮮情勢を科学的に分析および予測するための事業だ。
統一部は、これを通して南北緊急懸案および朝鮮半島情勢の変化に迅速に対応し、統一情勢・交流協力の支援、対国民サービスなど多様な分野に活用する予定だ。
なお、統一部は3年を目標にしてビッグデータ構築を完了する計画を立てると伝えた。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 4