韓国の大学生の8割が韓国社会は信頼できないとの認識を持っていることがわかった。リクルート情報会社のジョブコリアと大学生向けポータルサイトのキャンパスモンが共同で、国内の大学生1508人を対象に調査を行った。
 韓国社会を信頼するかどうかを尋ねる質問に対し、「信頼しない」と答えたのは80.4%と圧倒的で、「普通」が13.6%、「信頼する」はわずか6.0%にとどまった。

 韓国社会に対して感じることを問う質問(複数回答)では、「貧富の格差が激しい」が50.9%、「暮らしにくい国」が32.8%、「物質万能主義がまん延している」が29.3%、「教育熱が高い」「縁故主義や派閥主義が強い」が各24.1%など、否定的な見方が多く挙げられた。

 韓国人に対する見方(複数回答)では、「情に厚い」が36.2%でトップとなり、「個人主義が激しい」が32.8%、「性急で感情的」が29.3%、「権力志向的」が26.7%、「見栄っ張り」が22.4%などとなった。

 政府や政界に対する認識(複数回答)では、「不正不敗が激しい」が44.8%、「利己主義が激しい」が40.5%、「相互ひぼうが激しい」が20.7%、「あきれるほど政治ができない」が19.8%などとなった。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0