元米国務次官補は、バイデン米政権が北朝鮮による挑発がなされる前にメッセージを送る必要があると伝えた(画像提供:wowkorea)
元米国務次官補は、バイデン米政権が北朝鮮による挑発がなされる前にメッセージを送る必要があると伝えた(画像提供:wowkorea)
カート ・キャンベル元米国務省 東アジア太平洋次官補は今日(3日)、ジョー・バイデン米政権が北朝鮮による挑発がなされる前に対北政策を決定し、北朝鮮にメッセージを送る必要があると伝えた。

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この日 米国ラジオ放送局“自由アジア放送(RFA)”によると、キャンベル前次官補は去る2日 米民間研究機関“Atlantic Council”と韓国国際交流財団(KF)が開催した朝鮮半島関連TV会議で「バイデン政権は、北朝鮮に関して速やかな決定を下さなければならない」と語った。

つづけて「バラク・オバマ米政権は このような決定に時間を引き延ばしている間、北朝鮮が挑発に乗り出し、北朝鮮との接触の可能性を失った」と説明した。

キャンベル元次官補はオバマ政権当時、国務省の東アジア太平洋担当次官補を務めた。オバマ政権の「戦略的忍耐」政策により北朝鮮が挑発を続け、結局 朝鮮半島問題が進展できなかった状況を婉曲的に指摘したものとみられる。

キャンベル元次官補は「バイデン政権は、“対北政策”を外交政策事案において その優先順位を上げるべきで、米韓同盟間の対北政策に対する論議を通じて、北朝鮮にまず シグナルを送るべきだ」と付け加えた。

この日 元外交通商相であったユン・ヨングァン ソウル大学教授は「キム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮国務委員長は米国と非核化協議の再開を通じて、現在 直面している経済的困難から抜け出すことを願っている」とし「もし バイデン政権が新型コロナなどの米国内の問題に集中し北朝鮮問題を先送りする場合、北朝鮮が挑発に乗り出す可能性が高い」と憂慮した。

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