文大統領「コロナの挑戦にも、国民は政府の透明・公正を信じ、日常を守った」＝国際反腐敗会議

韓国のムン・ジェイン（文在寅）大統領はきのう（1日）“国際反腐敗会議（IACC）”で「腐敗はいつも我々の油断に入り込むものであり、その結果 不公正・不平等と貧困を引き起こし、日常の民主主義と共同体の生活が病に侵されるようにする」と語った。

文大統領はこの日開幕したIACCへのビデオメッセージの祝辞を通じて「韓国はK防疫を通じて確認された開放性・透明性・民主性の力を、包容的経済をはじめとした全分野へと拡大させていく」と語った。

また「新型コロナウイルス感染症の挑戦の前でも、清廉社会に向かう歩みを止めることはなかった。国民たちは政府が透明で公正であると信じ、隣人を尊重し配慮して、日常を守った」と評価した。

今回のIACCは“我々が築いていく未来2030 真実・信頼・透明性”というテーマで、この日から今月4日まで開かれる。国連のアントニオ・グテーレス事務総長をはじめとして、経済協力開発機構（OECD）のグリア事務総長、ゲオルギエバ国際通貨基金（IMF）総裁、浅川雅嗣アジア開発銀行（ADB）総裁などが参席した。