チョン首相はこの日の午後、“第3回 自殺予防政策委員会”を主宰し「OECD加盟国のうち 自殺率が最も高いわが国の場合、新型コロナがもたらす影響がどのくらいなのか、予想することすら困難な状況だ」と語った。
この日の会議は去る5月につづいて、これまでの自殺予防政策を再点検し、新型コロナの長期化に備えて より強化された対策を話し合うために開かれた。
チョン首相は「“コロナブルー”により苦痛を受けている国民たちが、容易に自分の心の健康状態の検査を受けることのできる基盤を拡大させる」とし「スマートフォンのアプリを使った非対面での自己診断を普及させ、いつでも心の問題を打ち明けられる相談のための人材と対応措置システムを大幅に拡充する」と語った。
また「20代・30代の女性の場合、雇用喪失、憂鬱と孤立感の深刻化、人の世話など、現実での苦しさに対して より敏感なため、心理的な安定網のきめ細かな基盤づくりをし、必要なサポートが適時に受けられるよう、政策を補強しなければならない」と求めた。
■自殺を防止するために厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
●こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
●よりそいホットライン:0120-279-338、岩手県・宮城県・福島県から:0120-279-226
●いのちの電話:0570-783-556
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