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韓国の新規コロナ感染者 4日ぶり500人下回る=週末で検査数減
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は29日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から450人増え、累計3万3824人になったと発表した。市中感染が413人、海外からの入国者の感染が37人。1日当たりの新規感染者数は4日ぶりに500人を下回った。 新規感染者数は26日に581人、27日に555人、28日に503人と3月初旬以来、約9カ月ぶりに3日連続で500人を超えていた。この日は500人を下回ったが、週末のため検査数が減った影響もあるとみられ、感染が減少に転じたと判断するのは難しい状況だ。家族や知人の集まり、学校、塾、サウナなど日常のさまざまな場所を起点にクラスター(感染者集団)が続出しているため、防疫当局は感染拡大が当面は続くと予想している。 この日新たに判明した市中感染者は413人で、前日(486人)に続き400人を超えた。23日からの1週間の新規感染者数は1日平均441.6人、うち市中感染者は416人で、防疫対策「社会的距離の確保」のレベルのうち、全国で第2.5段階を適用する基準(全国計400~500人以上、または前段階からの倍増など急速な増加時)内となった。 社会的距離の確保のレベルは5段階あり、ソウルなど首都圏では今月24日に上から3番目の第2段階に引き上げられた。政府はこの日、レベル引き上げを協議する予定だ。 新たに確認された市中感染者を地域別に見ると、ソウル市が146人、京畿道が95人、仁川市が22人と首都圏で263人を占めた。そのほかの地域では釜山市が21人、忠清北道が20人、江原道と全羅南道がそれぞれ19人、全羅北道が17人、慶尚南道が15人、忠清南道が12人、慶尚北道が11人、光州市と大田市がそれぞれ6人、世宗市が3人。 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認された37人のうち、17人は空港や港湾での検疫で判明した。残りの20人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。 死者は前日から1人増えて計523人。韓国国内の平均致死率は1.55%となっている。 28日の検査件数は1万4968件で、前日より7454件減った。 中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。