感染が深刻化し、政府が社会的距離の確保を2段階に格上げしたことで、ただでさえ半分に減っていたタクシーの利用客は再び40-50%ほど減った。
さらに毎日10万~15万ウォン(約13000円)ほどの社納金を払わなければならない法人タクシーの運転手たちは、これを払うのも難しい状況で、政府から支援金をもらっていてもお金を出しながら無賃労働していると訴えている。
タクシー運転手によると、1週間に2、3日は事実上、無賃労働をしており、社納金を稼ぐのがぎりぎりということだ。今年1年間、コロナで収入が多かったが、社納金は全く変動がなく、夜間運行の場合、社納金が1万~3万ウォンほど多くなるため、夕方に客が姿を消したことで、状況が悪化の一途をたどっているという。
「年末の集まり全面自粛」の発表後、カンナム(江南)やホンデ(弘大)、シンチョン(新村)など繁華街でも客が全然ない。根本的なコロナの解決策を模索すべきであり、感染者広がれば「いったん止まる」ということが、果たして唯一の対策なのか文在寅大統領に問いたい、とタクシー運転手は訴えている。
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