ソウル行政裁判所行政4部は30日午前11時、尹総長が秋長官を相手取り出した執務執行停止処分に対する執行停止申立事件を審問期日に開くことにした。
ただし、審問期日は非公開で行われる。ソウル行政裁判所関係者は「審問期日は原則上非公開」と明らかにした。
今回の事件には記者はもちろん、傍聴客たちも集まるものと予想されるため、裁判部は新型コロナウイルス感染症の拡散状況を考慮し、非公開決定をしたものと解釈される。
尹総長に対する検事懲戒委員会は来月2日に開かれるが、執行停止申立事件の審問期日はそれより2日前に開かれる。これにより、裁判部の執行停止決定は懲戒委員会議が開かれる前に下される可能性も高くなった。
秋長官は24日、尹総長に対し、△マスコミ社主への不適切接触、△チョ・グク元法務部長官事件など主要事件の裁判部不法査察、△チャンネルA、ハン・ミョンスク(韓明淑)元国務総理事件の監察・捜査妨害、監察情報の流出、△検察総長への対面監察調査の妨害、△検察総長の政治的中立の損傷など、懲戒の疑いがあるとして、検事懲戒法を根拠に懲戒を請求し、職務を排除した。
これを受け、尹総長は25日の夜10時30分ごろ、ソウル行政裁判所に職務執行停止処分に対する執行停止申請を出したのに続き、今日の午後3時ごろ、本案訴訟も起こした。
ソウル行政裁判所が執行停止申請を受け入れれば、1審本案判決まで職務執行停止処分の効力が停止し、職務を継続して遂行できるようになる。
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