“去る”ポンペオ米長官「北の抑留者の救出が、最も記憶に残っている」

マイク・ポンペオ米国務長官は、“自身の在任期間中 最も記憶に残った瞬間”という質問に「北朝鮮に抑留されていた米国人を救出したことだ」と語った。

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ポンペオ長官は26日（現地時間）に放送されたFOXニュースとのインタビューで、先の質問に「振り返ってみたことがなかった」とし「即答しなければならないのなら、北朝鮮から米国人3人を連れて帰ったことだ。彼らを故郷に、家族のもとに戻したことだ」と答えた。

ポンペオ長官は「彼らは本当に危険に晒されていた」とし「私が長官としての任務を始めたばかりであったが、彼らを戻すことができた。このことはとても特別なことだった」と語った。

去る2018年4月に、米中央情報局（CIA）の局長から国務長官へと移ったポンペオ長官は、ドナルド・トランプ米大統領の特使として同年4月と5月につづけて北朝鮮を訪問し、キム・ジョンウン（金正恩）国務委員長と会い、米朝首脳会談開催問題を協議した。

特に ポンペオ長官はこの年の5月の訪北の時、スパイなどの容疑で抑留されていたキム・ドンチョル、キム・ハクソン・キム・サンドク氏という韓国系米国人3人を連れて帰ってきたが、トランプ米大統領は この「抑留者救出」と「北朝鮮の核実験および大陸間弾道ミサイル（ICBM）試験発射の中断」を、自身の対北政策の成果だと誇示してきた。

ポンペオ長官は、今後の計画について「まだわからない」と答えている。