韓国国民の56.3%、秋長官による尹総長の職務停止は「間違っている」

韓国国民の半数以上がチュ・ミエ（秋美愛）法務部長官が ユン・ソンニョル（尹錫悦）検察総長の職務停止措置を行ったことについて、間違っていると答えた。

26日世論調査専門機関のリアルメーターがTBSの依頼で、秋長官による尹総長の職務停止に対する評価を調査した結果、「間違っている」との回答が56.3%（とても間違っている50.3%、ある程度間違っている6.0%）と多数を占めた。「正しい」との回答は38.8%（とても正しい28.7%、ある程度正しい10.1%）と集計された。「よくわからない」との回答は4.9%だった。

圏域別でみると、ソウルとインチョン（仁川）・キョンギ（京畿）は「間違っている」との回答がそれぞれ53.6%、58.0%と調査された。テジョン（大田）・セジョン（世宗）・チュンチョン（忠清）、プサン（釜山）・ウルサン（蔚山）・キョンナム（慶南）、テグ（大邱）・キョンブク（慶北）では間違っているとの回答がそれぞれ68.3%、65.4%、56.8%と調査された。

一方、クァンジュ（光州）・チョルラ（全羅）では「正しい」との回答が52.4%（間違っている38.6%）だった。チェジュ（済州）では「正しい」との回答が77.0%で、間違っている（23.0%）との回答を大きく上回った。カンウォン（江原）でも「正しい」との回答が53.6%だった。

支持する政党別では評価が分かれた。「国民の力」支持層では94.1%が「間違っている」と答えた。一方、「民主党」支持層では83.9%が「正しい」と回答した。

年齢別では、正しいと評価した回答が55.8%を占めた40代を除く全年齢層で間違っているとの評価が多数だった。60代では4人中3人の割合である75.1%が間違っていると答え、すべての年齢層で否定評価が多かった。