カン外相はこの日、韓国外交部(外務省に相当)がソウルのロッテホテルで開催した“第2回 女性と共にある平和国際会議”の開会の辞で「慰安婦問題の解決のための現政府以前の政府たちの努力には、この点が不足していた」として、先のように語った。
カン外相は今回の会議のテーマである“紛争下の性暴力撤廃・生存者中心の接近”について「生存者中心の接近とは、被害者と生存者による必要と要求を正確に把握するために、忍耐と尊重、真実なる共感をもって、その人たちと引き続き深く疎通することから始まる」と語った。
つづけて「我々は生存者の声の重要さを、経験を通して学んだ」とし「被害者が補償を受ける権利」、「加害者への無寛容の原則」、「紛争解決過程においての被害者たちの主導的な参加」などを、“生存者中心の接近”の3原則として提示した。
この会議には、カン外相のほかに、ミチェル・バチェレ国連人権高等弁務官、アンジェリーナ・ジョリー国連難民機構(UNHCR)特使などが参席した。
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