ロイター通信によると、フィリピン駐在の中国大使館は今日(24日)の声明で、前日に首都マニラを訪問したロバート・オブライエン 米ホワイトハウス国家安保補佐官に対して「米国がアジアで混乱をひき起こしている」と非難した。
オブライエン補佐官は前日の演説で、米政府による台湾への支援の立場を伝える一方、南シナ海の領有権問題において中国と対立しているフィリピン・ベトナムに対しても「我々(米国)が助ける」と語った。
オブライエン補佐官はフィリピンを訪問する前にベトナムを訪問していた。
これに対して中国大使館は「オブライエン補佐官の訪問は、域内の平和・安定ではなく、自国の利益だけを追求することに、その目的がある」と非難した。
中国大使館は特に「米国は南シナ海での対立を扇動することをやめよ」、「台湾と香港は純然とした中国の内政問題であるため、米国は無責任な発言を中断しなければならない」と伝えた。
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