爆発物の探知・除去ロボットは、兵士の代わりに地雷と爆発物などを探知し除去するロボットである。陸軍と海兵隊の工兵部隊、陸・海・空軍の爆発物処理チームなどで運用が可能であり、対テロ作戦時または後方地域で爆発物の探知・除去および偵察任務などを担い、DMZ(非武装地帯)の地雷地帯などでは探知および通路開拓・拡張などの任務を遂行することができる。
韓国の防衛産業企業“ハンファ ディフェンス”は2017年、爆発物の探知・除去ロボットの開発を始め試作品の開発に成功し、昨年 技術成熟度(TRL)のレベル6を獲得し、システム開発に突入することとなった。
韓国軍当局は、2023年6月までにシステム開発を完了した後、本格的な量産に入るという計画である。戦力化の時期は2024年から2026年を目指している。
携帯用の地雷探知機は、兵士が直接 運用しなければならないため、人命被害の危険の可能性があり、輸入したロボットは輸入費用が莫大なだけでなく、運用維持費が上がり続けるため、予算の確保が負担となっている。
韓国軍は今後 ロボットが開発されれば、兵士の勤務条件が一層 改善され、相対的に低い予算で効率的な任務遂行が可能になるものと期待している。
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