ロイター通信によると、米インド太平洋司令部 情報本部のマイケル・スチュードマン本部長(海軍少将)がこの日 台湾に到着したと、現地の消息筋が伝えた。
台湾の連合新聞網も、国籍表示のない小型の旅客機1機が、この日の午後遅くに首都 台北の空港に着陸したとして、この旅客機が 米軍少将たちが海外出張時に利用する米海軍“C-37人員輸送機”であることが確認されたと報道した。
台湾外交部も「台湾は米国と頻繁に交流している。我々は米国の高官の訪問を歓迎する」という内容の声明を発表した。
台湾外交部は「(米国高官の)今回の訪問は、台湾と米国間の信頼によって公開しないことになっている」として、米国側の訪問者の身元を具体的に明らかにしなかったが、“ジーナ・ハスペルCIA(米中央情報局)長官が台湾を訪問した”という現地の一部のメディア報道を公式に否定したことから、スチュードマン本部長の訪問という事実が間接的に確認された。
外国メディアによると、このように米軍少将の台湾訪問の事実が確認されたことは、異例なことだと伝えている。
特に 専門家たちの間では「インド太平洋司令部の情報本部長が直接 台湾に来たという前例はない」という話が出ている。
スチュードマン本部長の場合、米軍情報将校たちの中でも代表的な中国専門家とされている点から、彼の今回の台湾訪問は 最近の両岸(中国と台湾)間の軍事的緊張状況に関連しているという見方が出ている。
また スチュードマン本部長に続いて、アンドリュー・ウィーラー米環境保護局(EPA)長官も来月 台湾を訪問する予定だとされている。
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