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韓国 けさのニュース(11月23日)
◇あす首都圏の防疫対策レベル引き上げ 社会・経済に影響 新型コロナウイルスの感染が急速に拡大している韓国の首都圏で24日から防疫対策「社会的距離の確保」のレベルが5段階のうち、上から3番目の第2段階に引き上げられる。流行の「第3波」の震源地といえる首都圏で先手を打つことで、感染者の増加ペースを最大限早期に抑えるという政府の判断によるものだ。政府の中央災難(災害)安全対策本部によると、第2段階ではクラブなど遊興施設が休業となり、カフェでは持ち帰りと出前のみが認められるなど、社会・経済的に多くの変化が起こる。◇李健熙サムスン会長の死去から1カ月 主要グループ会社の株価上昇 韓国取引所は23日、李健熙(イ・ゴンヒ)サムスングループ会長が先月25日に死去してからの約1カ月間に、グループ主要企業7社の株価が平均13.8%上昇したとの集計結果を公表した。経済回復への期待感とともに、長男でグループ経営トップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長ら創業家が莫大(ばくだい)な額の相続税を納付することによる増配への期待感が反映されたものと分析される。◇サムスントップの差し戻し審 順法監視委の中間評価公開か ソウル高裁は23日、韓国前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告らへの贈賄罪などに問われた李在鎔サムスン電子副会長の差し戻し審再開後2回目となる公判を開く。差し戻し審の公判は、同高裁の判事が順法監視制度を導入するよう求めたことを受けて設置されたサムスン順法監視委員会について、裁判所が実効性を検討して李被告の量刑に反映するとの意向を示したことに対し担当検事が反発して中断していたが、今月約10カ月ぶりに再開された。この日の公判では、順法監視委員会を評価する専門審理委員の意見が一部公開される可能性もある。◇中部で最低気温氷点下に 西海岸では強風 週明けの23日は北西から流れ込んだ冷たい空気で地表が冷やされ、寒くなりそうだ。中部の内陸地方と慶尚北道の内陸地方では最低気温が前日から10度以上下がり、中部地方の大部分の地域で氷点下を記録する見通しだ。最高気温は5~14度の予想。西海岸と済州島の西側の海岸では秒速9~13メートルの強風が吹き、東海岸では高波が防波堤を超えるところもあり、注意が必要だ。