中国政府がCPTPP)”に加入することが、米国との関係改善の機会となるだろうという主張が出ている(画像提供:wowkorea)
中国政府がCPTPP)”に加入することが、米国との関係改善の機会となるだろうという主張が出ている(画像提供:wowkorea)
中国政府が今後“環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)”に合流することが、米国との関係改善の機会となるだろうという主張が、中国の官営メディアで報道された。

中国の官営英字紙のグローバルタイムズは22日「中国が現在CPTPPへの加入を積極的に検討している」とし、先のように伝えた。習近平 中国国家主席は去る20日 TV会議形式で開催された“アジア太平洋経済協力(APEC)”首脳会議で、このような発言をしている。

グローバルタイムズは「中国のCPTPP加入の検討の背景には、より高いレベルの開放を模索しようとする意図がある」という、政府系団体の人物たちの主張を伝えている。

中国太平洋経済協力全国委員会のリサーチ局長は「世界化が逆風を受け、APECに協力増進のための新たなきっかけが必要な状況の中、CPTPPがアジア・太平洋地域の協力を促進する最善の手段となるだろう」と評価した。

特に「ドナルド・トランプ行政府がとってきた保護貿易主義の結果、米国のグローバルな影響力が弱まっている」とし「米国の次期政府がこれを正すことは確実だ。米国は今後 CPTPPに復帰するだろう」と語った。

このことについて シンクタンク“中国グローバリゼーションセンター”のワン・フイヤオ主任は「中国と米国がCPTPP問題について対話を始めれば、両国が疎通できる別の場も開かれるだろう」と主張した。

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