韓国史上最悪の性犯罪 ”n番部屋事件”、チョ・ジュビン被告「申し訳ないとしか言いようがない」(画像提供:wowkorea)
韓国史上最悪の性犯罪 ”n番部屋事件”、チョ・ジュビン被告「申し訳ないとしか言いようがない」(画像提供:wowkorea)
未成年者の性搾取動画を共有するTelegram「博士(パクサ)部屋」を運営した容疑で裁判にかけられたチョ・ジュビン(25)被告が再び開かれた一審最後の公判で「被害者たちに申し訳ないとしか言いようがない」と述べた。

 ソウル中央地裁は19日、犯罪団体組織などの容疑で拘束起訴されたチョ被告ら6人に対する公判期日をおこなった。

 当初、裁判は先月22日に終了する予定だったが、検察が去る10日、控訴状変更申請書を提出し弁論が再開された。

 同日、裁判所は「包括一罪とみなすべきであるため、被告人らに特別に不利なことはない」とし、「チョ被告の場合、強要部分も少し増えるが、大きな問題にはならない」と説明。続けて「検察の控訴状変更申請に対して、個人情報保護法と児童虐待犯罪の処罰などに関する特例法を除いた部分の変更を許可する」と決定した。

 裁判所は、一審判決は予定通り来る26日午前10日に行うことにした。

 最終陳述の機会を再び得たチョ被告は「被害者に申し訳ないとしか言いようがない」と短く述べた。他の被告人らも「被害者に申し訳ない」、「すべての被害者、被害者と苦痛をともにする人々に申し訳ない」などの最終陳述を残した。

 検察は結審公判でチョ被告に無期懲役を求刑。また、位置追跡電子装置(電子足輪)の装着45年と身元情報公開告知及び、児童・障害者関連施設への就業制限10年も命じるよう要請した。

 共犯のチョン某被告とカン某被告にはそれぞれ懲役15年を、イム某被告には懲役14年、チャン某氏には懲役10年を求刑した。彼らには全員、身元情報公開、性暴力治療プログラム履修命令、10年間の児童・青少年・障害者関連施設への就業制限も命じるように要請した。

 チョ被告は性犯罪事件の他に、「博士部屋」という犯罪集団を組織した疑いで起訴された。さらに犯罪収益を隠した容疑でも追加起訴され、裁判を受けている。


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