米国の外交専門誌「フォーリン・ポリシー」によると、北朝鮮の社会不安定度は177カ国中13位と評価された。社会、政治、経済、軍事など12分野について昨年5月から12月まで各国の状況を調査分析した。不安定度を示す指数で北朝鮮は97.7となり、13番目に高かった。昨年は97.3で14位だった。世界で最も不安定な国に分類される上位15位に入ったことに加え、核兵器まで保有していることから、世界にとっても大きな脅威になると同誌は懸念している。
 一方、昨年の調査で123位だった韓国は、今年の調査で152位となり、不安定の程度は極めて低い水準になったと評価された。ランキングは大きく改善しているが、調査対象国が32カ国増えたことから、順位の変動に大きな意味はない。

 不安定度が最も低かったのはノルウェーで、次いでフィンランド、スウェーデン、アイルランド、スイスなどが続いた。米国は160位、日本は164位だった。また、最も不安定度が高かったのはダルフール問題を抱えるスーダンで、2年連続で1位となった。次いでイラク、ソマリア、ジンバブエ、チャド、コートジボワール、コンゴなどの順で、アフリカ諸国の不安定度が目立った。


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