パリで開幕した博覧会国際事務局(BIE)第141回総会に出席している海洋水産部の姜武賢(カン・ムヒョン)長官が18日に記者らに対し明らかにした。韓悳洙(ハン・ドクス)首相が19日のBIE総会でこうした方針を表明する。
政府はまず、開発途上国の至急の課題となる環境・海洋問題を取り上げるため、国連環境計画(UNEP)、国連海事機関(IMO)、政府間海洋学委員会(IOC)、国連持続可能な開発委員会(UNCSD)と共同で調査・研究と開発を進め、毎年2回以上国際セミナーを開催する「麗水プロジェクト」に1000万ドルを支援する。麗水招致に成功すれば、来年から2012年まで、200万ドルを投じ妥当性調査に向けたパイロット・プロジェクトを展開する。2012年からは800万ドル規模の政府支援金を投入する予定だ。
また、麗水プロジェクトとは別途に来年から5年間、地球温暖化対策に向け各種国際機関が行っている支援事業に2000万ドルを支援する。さらに麗水プロジェクトの拡大や発展を目指し、各国政府や国際機関、企業の後援金により追加基金を造成していく計画だ。
姜長官は、麗水プロジェクトは麗水博覧会の人類発展寄与を目指し韓国政府が提案する特別なプロジェクトだと説明した。招致成功に向けたBIE加盟国や国際機関、国際的な学者らの支持を誘発するものと期待している。
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