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韓国 きょうのニュース(11月16日)
◇大韓航空がアシアナ買収へ 世界7位の「メガキャリア」に 韓国産業銀行は16日、国内航空最大手の大韓航空と経営再建中のアシアナ航空の統合に向け、大韓航空を中核とする韓進グループの持ち株会社である韓進KALに8000億ウォン(約750億円)を投資すると発表した。大韓航空は今週中に買収意向書をアシアナ航空に提出すると予想される。これにより、1988年のアシアナ航空設立以来32年間続いた韓国航空業界の2強体制から大韓航空の独走体制となり、世界7位の「メガキャリア(巨大航空会社)」が誕生する見通しだ。◇首都圏での市中感染4日連続100人超 防疫措置強化か 新型コロナウイルスの国内感染者が再び増加している。防疫対策「社会的距離の確保」のレベルを決める主な基準となる市中感染者数は首都圏の場合、4日連続で100人を上回り、事実上、第1段階から第1.5段階に引き上げる水準に達した。◇ソウル都心・光化門広場東側の車線増工事始まる 西側は公園造成へ ソウル市は市中心部の光化門広場を挟み南北に走る世宗大路の東側の車線を増やす工事を開始した。9月に発表した同広場一帯の変更計画に基づくもので、現在は広場の東側と西側で上下線を分けている道路を東側にまとめる。西側の道路を広場につくりかえる工事も順次進める予定だ。◇月城原発の早期閉鎖決定巡る捜査 政策の正当性ではなく執行過程調査 月城原子力発電所1号機(慶尚北道・慶州)の経済性調査結果を改ざんし、早期閉鎖を決めたとして、最大野党「国民の力」が当時の産業通商資源部長官らを告発した問題を巡り、大田地検の関係者は「捜査は原発政策の当否に関するものではない」と述べた。政策執行過程などでの関係者の刑事法違反の有無を調べる方針という。同捜査を巡っては、与党からは「政府の政策に対する捜査は捜査権限の乱用」との反発が、野党からは「脱原発は詐欺」との主張が出ており、政争に発展する様相を見せている。