14日、法曹界によると、ソウル中央地裁刑事12単独のソン・スンフン部長判事は、夜間建造物侵入窃盗の容疑で起訴されたA氏(23)に懲役4か月に執行猶予1年を言い渡した。また、保護観察を受けることを命じた。
A氏は5月18日午前1時47分ごろ、ソウル市クァナク(冠岳)区のあるネットカフェに客のふりをして入り、被害者B氏所有の財布やデビットカード、現金1万4000ウォン(約1300円)などを盗んだ容疑で裁判にかけられた。
ソン部長判事は犯行現場の監視カメラ、A氏の法廷陳述などを根拠に公訴事実をすべて有罪に認めた。
ソン部長判事は「A氏は昨年5月から10月まで窃盗罪で5回の罰金刑を受けたにもかかわらず、犯行に及んだ」としながらも「A氏はゲーム中毒で約1年5か月家出をして、3日間何も食べていなかった状態で、今はゲーム中毒を治すために精神医学科の薬物治療などを受けている」と説明した。
続いて「この事件は生計型犯罪と見られ、被害金額も多くない」とし「A氏は先月、B氏に100万ウォン(約92700円)を支払い、B氏もA氏の処罰を望まない点を酌量した」と付け加えた。
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