これまでは疑われる症状があっても、自治体別にこれまでの感染診断者と疫学的関連性がある場合のみ無料検査を行うケースが多かったが、これからは疑われる症状だけでも検査を受けられるよう指針を改正するという。
イム・スギョン(林秀卿)中央防疫対策本部(防対本)状況総括団長は14日、定例ブリーフィングで「日々感染者数を1段階水準に抑制することを目標に、防疫対策をより強化する予定」とし、このように明らかにした。
林団長は「例えば、熱や咳、鼻水など呼吸器症状がある時、疫学的関連性も考慮しながら診断検査を受け、一定部分制限があったものと聞いている」とし「疫学的関連性とは関係なく、呼吸器症状がある時は選別診療所で検査を受けられるようにするということ」と説明した。
防対本によると、この日午前0時基準の新規感染者は205人で、地域発生事例は166人、海外流入は39人だ。これにより1週間の1日平均地域発生感染者は122.4人と、1日平均100人を超える状況だ。
1週間の1日平均感染者は圏域別で、△首都圏83.4人、△カンウォンド(江原道)11.1人、△チュンチョンド(忠清道)9.9人、△チョルラド(全羅道)9.7人、△キョンサンナムド(慶尚南道)5.1人、△キョンサンプクド(慶尚北道)4人、△チェジュド(済州島)1人だった。
7日から改編されたソーシャルディスタンス1.5段階格上げの基準は、週間1日平均感染者首都圏100人以上、忠清道・全羅道・慶尚北道・慶尚南道各30人以上、江原道・済州島各10人以上となっている。首都圏は1.5段階格上げ基準に近接しており、江原道圏は既に基準を超えている。
政府は迅速な検査のため、検査手続きも改善する。医療機関で検査依頼書を発給すれば、事前に問診票、検査依頼書式などを配布し、訪問前の事前作成、待機時間および行政手続きなしに迅速に検査を受けられるよう措置する計画だ。
林団長は「散発的な感染がこれ以上拡散しないよう、国民の皆さんは基本防疫守則をもう少し緊張感を持って守ってほしい」と強調した。
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